出張先での雑記帖



富岡
Tomioka


気分転換に旅先(モチロン仕事)での画像をお届けします!
(印象に残った画像を都度掲載予定です)






2021年 7月 22日(木) 富岡(群馬)

<ぶらり富岡>

■世界文化遺産(富岡製糸場)

明治政府が日本の近代化のために設立した官営の製糸場
当時の建物をはじめとする多くの文化財を残しています。
群馬県の南西部、富岡市にある富岡製糸場は、
生糸の大量生産を実現した「技術革新」と、
世界と日本の「技術交流」に貢献したとして、
2014年6月「富岡製糸場と絹産業遺産群」が、世界遺産に登録されました。

建物は木材で骨組みを造り、壁を煉瓦で仕上げる「木骨煉瓦造」という工法
木骨煉瓦造の建物は湿気が入りにくく、室温も変化しづらいという特徴があり、
繭の保存にはぴったり。
柱と窓が規則正しく並ぶ様は圧巻です。
屋根を支える小屋組みには西洋から伝わった、
三角形の集合体で構成された「トラス構造」
また、壁の煉瓦は、長い煉瓦と短い煉瓦が交互に積まれてる「フランス積み」




久しぶりにリフレッシュできました!



富岡製糸場
富岡市イメージキャラクター
「お富ちゃん」
2012年の富岡製糸場創業140年に
誕生した女の子で、
ずっと14歳の女の子です。


東置繭所
1872年に建てられた巨大な繭倉庫
中央付近のアーチ通路の入口上部
「明治五年」と記されたキーストーン


東置繭所
2階では乾燥させた繭を貯蔵し、
1階は事務所や作業場として使用


西置繭所
東置繭所と同様に2階は
繭を貯蔵していた建物


高く積見上げられた繭袋

繰糸所
繭から生糸を取る作業が行われていた、
長さ約140mもある巨大な工場
世界最大規模を誇る器械製糸工場


首長館(ブリュナ館)
製糸場建設の指導者
ポール・ブリュナ氏が暮らしていた住居
建物の四方にベランダをめぐらせた
「コロニアル様式」


ブリュナエンジン
富岡製糸場の設立の際に導入された
蒸気エンジン
ブリュナエンジンは繭から糸を繰る「繰糸器」と、
繰った糸を巻き返す「揚返器」の枠を
回転させる動力として活躍