<ぶらり富岡>
■世界文化遺産(富岡製糸場)
明治政府が日本の近代化のために設立した官営の製糸場
当時の建物をはじめとする多くの文化財を残しています。
群馬県の南西部、富岡市にある富岡製糸場は、
生糸の大量生産を実現した「技術革新」と、
世界と日本の「技術交流」に貢献したとして、
2014年6月「富岡製糸場と絹産業遺産群」が、世界遺産に登録されました。
建物は木材で骨組みを造り、壁を煉瓦で仕上げる「木骨煉瓦造」という工法
木骨煉瓦造の建物は湿気が入りにくく、室温も変化しづらいという特徴があり、
繭の保存にはぴったり。
柱と窓が規則正しく並ぶ様は圧巻です。
屋根を支える小屋組みには西洋から伝わった、
三角形の集合体で構成された「トラス構造」
また、壁の煉瓦は、長い煉瓦と短い煉瓦が交互に積まれてる「フランス積み」

※久しぶりにリフレッシュできました!
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富岡製糸場 |
富岡市イメージキャラクター
「お富ちゃん」
2012年の富岡製糸場創業140年に
誕生した女の子で、
ずっと14歳の女の子です。
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東置繭所 |
1872年に建てられた巨大な繭倉庫
中央付近のアーチ通路の入口上部
「明治五年」と記されたキーストーン
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東置繭所 |
2階では乾燥させた繭を貯蔵し、
1階は事務所や作業場として使用
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西置繭所 |
東置繭所と同様に2階は
繭を貯蔵していた建物

高く積見上げられた繭袋 |

繰糸所 |
繭から生糸を取る作業が行われていた、
長さ約140mもある巨大な工場
世界最大規模を誇る器械製糸工場
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首長館(ブリュナ館) |
製糸場建設の指導者
ポール・ブリュナ氏が暮らしていた住居
建物の四方にベランダをめぐらせた
「コロニアル様式」
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ブリュナエンジン |
富岡製糸場の設立の際に導入された
蒸気エンジン
ブリュナエンジンは繭から糸を繰る「繰糸器」と、
繰った糸を巻き返す「揚返器」の枠を
回転させる動力として活躍
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